「たいが」

tatsujii2006-05-29

そもそも、「たいが」は大きな河に通ずる。イメージは母なる河。ガンジスだ。生から死すべてをつかさどる河。ガンジス。そんな大きな男になってもらいたい。そう思った。残念ながら、まだ、ガンジスは見たことがない。わが子が大きくなり、その意味を理解できる年になったら、一緒に見に行こう。「お前の名前はここからきたのだ。その名前に恥ぬ生き方をせよ」その場で、そう息子に伝えたい。
最初は、竜の字をつけたかった。自分の名前の中でも、もっとも気に入っている字をそのまま、息子にも伝承したかった。しかし、それは決して新しいものをつくりださない。子供は決して親のコピーではないのだ。遺伝子的にはコピーかもしれないが、思考は自分で学び作り出すもの。親のコピーである必要はない。確かに、名前は記号であるに過ぎない、識別するための記号。しかし、記号に意味をもたせることによって、人生の岐路で改めて考え、自ら思考し利己的な遺伝子を超越するような存在になってほしい。(←ちょこっと言いすぎ、というか人間という存在には不可能なので、芸術面やその他なんでもいい、一生懸命権なんでもがんばって行動してください)
『大きな我』で『大我』辞書で調べると、
(1)〔仏〕 悟りによって得られる絶対に自由な在り方。真我。
(2)利己的な立場を克服し、より広く公共的な立場をとる主体性。
まさに僕が考えている意味にそぐうするので名前は『吉村大我』とする。以上


追伸
決して、阪神タイガースとか、ドラゴン&タイガーとかそんな安易な意味では………それに京本正樹の息子もおんなじ名前。しかもジャニーズデビュー。うーーーーん。そこだけが気になったりする………。