ほほえみの国 タイ(追加したけど途中)

tatsujii2004-09-06

朝早く眼がさめた。昨日一日がかりの移動で疲れているはずなのに不思議だ、朝食をホテルでとり、王宮方面に向かう前に少しホテルの周りを歩いてみる。トゥクトゥクの親父らの声を無視し、庶民の朝の風景を見にいく。今まで訪れた、アジアや、ヨーロッパの風景とは、また違った感じだ。ものすごく居心地がいい。昨日の、バスの運ちゃんも、下りなくてはいけないところで、ちゃんと声をかけてくれたし、タイにいらん警戒をしていた気持ちになる、多くの人が親切である。少し歩いただけだが、なにか、タイという国に申し訳ない気持ちになった。
BTSに乗り、王宮方面に向かう。水上タクシーで王宮に行くつもりだ。3日券を購入し乗り込んだのだが、BTSはへたすると日本の電車より、きれいで、近代的かもしれない。ほぼなんの問題もなく水上バス乗り場まで行くことができた。
多くの船が行き来している。川沿いにある高級ホテルや、ツアー専門の船もあり、どれに乗っていいかわからない。より多くの欧米人がいるところで間違いないであろうと、その周辺で、船を待つ。ここでまた問題が…。チケットは?先払い?乗ってから?一応ガイドブックは持ってきているが、調べても何もかいてない。値段すらわからない。なぁ、なるようになるさってことで、とりあえず、きた船に乗り込む。船賃は乗ってからしばらくすると回収にきた。しかし、いくら払ったらいいかわからない。周りの払っている人を見てみるが、確証はない。二人で80バーツも払っておけば、おつりが返ってくるだろうと考え80バーツ払う。おつりは返ってこない。なんだ一人40バーツか。そのときはそう思ったのだが、帰りに払いすぎってことに気がつくのであった…。(タイでは坊主専用ゾーンが、各交通機関にあり、船も例外ではなかった。最初すいてるから、その場所に陣取っておったのだが、なるほどすいてるはず。そこは、坊主専用ゾーンであった。ごめんね坊主)
しばらくの間、水上クルーズを楽しみ、王宮に一番近いところで船を下りる。しかし、王宮より先に、ワット・ポーに向かう。49メートルある。巨大な涅槃仏がある寺だ。以前奈良の大仏を見に行ったことがあったので、日本の仏と、タイの仏の違い。果たしてタイの仏はどれほどのものか?大変気になっていた。
イヤーすごいよタイの仏は、金ぴかピン!!しかも奈良の仏より迫力がある。ほとんど間近でみれるってのが、要因なんだろうけど、よくこんな物つくったよ。そりゃ、奈良の仏のほうが、年代も古いし、その当時としては、最高にでかく迫力のある物を作ったのだろうが、タイの仏のスケールと、金ぴか具合に圧倒された。
金ぴかの仏にさよならをいったあと、ワットポーの寺院内をしばらく歩いた。仏以外でも、この変な形の建物等に驚きながら、一週した所で王宮に向かうため、ワットポーを後にしようと出口に向かった時、この旅行で初めて悪いタイ人に出会ったのであった…(思わせぶりな所で、次回に続く)
注 お釣りをくれなかった集金係の人は悪い人ではありません。通常大きな金で払った人にはお釣り渡さないらしい。それがタイでは普通らしい。