回想的上海(第三章)

tatsujii2003-12-20

old上海が見たくなった。これまで、見た所は、発展しすぎるぐらい発展しすぎた場所ばかりだった。お日様がでているうちに、古い町並みが残っている、豫園へとむかう。おそらく、拝観時間は過ぎるだろうが、周りの土産物屋もむかしの町並みをいかした作りになっているらしく、対比が楽しみだ。タクシーに乗るのは、まだ勇気が出ず。町を散策しながら、のんびり歩いていく。途中の道もありとあらゆるところで、工事がおこなわれている。なにがなんでも、古い上海を取り壊していくつもりみたいだ。(のちに、北京オリンピックは、北京だけでなく、上海でもおこなわれるらしく、そのための工事でもあることを、ガイドさんから聞いた。それにしても、ものすごい工事ラッシュだ!!!!)豫園に行く目的は、古い建物をみる事以外に、もう一つ理由がある。南翔饅頭店の小籠包を食すこと。以前、東京六本木ヒルズに日本に初めてこの店の支店ができ、必死で並んで食べたのだが、台湾で食べた、鼎泰豊の小籠包に匹敵するほどのうまさだった。地元での味はどうか?すごく気になるところだ。
豫園着。日本でも、観光地の近くにある土産物屋は旅行に行った時の楽しみの一つであるが、あれ、なんとかならんものなんでしょうか?せっかくの風情が台無しになってしまう。なかったら、なかったで、大変寂しい思いをするのはわかっているんだが、もう少し、商魂魂をおさえることはできないのだろうか?とにかく、日本の清水寺とか、広島の宮島にある土産物屋と同じようであると解釈してもらっていいと思う。豫園に併設し、観光客目当てに、土産物屋が並ぶところ。らしくつくられてます。古い中国らしく・・・・。ここもなにか作られた所のように思える。ネオンはすごいが、それも、あくまで、土産を売るための、演出。こうなったら、楽しみは、南翔饅頭店の小籠包だけだ!!!かなり人が並んでいる。地元でも有名なのだろう。あわてて列の最後尾に陣取った。どれくらい待っただろう?しかし、いっこうに前に進まない。後ろのおばはんは、なんかしらんけど、ぴったり寄り添ってきよるし、イライラ、イライラ・・・。列が短くなって気がついたのだが、どうも、蒸し上がりの時間が決まっているみたいだ。蒸し上がると一気に列が前に進む。かなり待たされたせいか、紙の器に盛られた小籠包を受け取ると、黒酢をぶっかけ、写真も撮らずに、一気に口へと運んでしまった。うまい!!!やはり鼎泰豊とくらべても、甲乙つけがたい。今回は、店に入らず、テイクアウトにしたから、ビールが飲めなかったが、店にちゃんと入って、ビールと一緒に食すべきであった・・・。食べた後、もう一度、豫園の周りの土産物屋をひやかし、再び、外灘へ夜景を見にもどる。
よりいっそう近未来的に見える外灘で、美しい夜景をおさえつつ、のんびり歩き。水、お菓子等を商店で買って、ホテルへともどった。

やっと一日目が終わりました。というか終えてみました。途中、昼ご飯を食べた店とか、水等を買った店とか、まったくもって、買い方がわからず、大変な思いをしたんですが、そんなくだりはすべてハショッております。まぁ、交渉ごとはすべて、嫁まかせだったんですが・・・・。